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2015.05.13

👉 ふるさと納税

 

最近、「ふるさと納税」という言葉をよく耳にするようになりました。

「ふるさと納税」は、「納税」という言葉を使用していますが、税金を納めるわけではありません。実際には「ふるさと」にお金を寄附することです。また、この「ふるさと」という名称ですが、特にご自身の出身地である必要はなく、応援したい地方公共団体や自治体等のことを示します。

 

2015年の税制改正では、控除額の拡大、簡単な手続など、より「ふるさと納税」のしやすさが前面に出てきた感じがします。

 

さて、この「ふるさと納税」ですが、寄附した金額のうち2,000円(適用下限額)を超える部分について、一定の上限まで、原則として所得税・個人住民税から全額が控除される制度です。寄附ですので、寄附金控除を受けるために、以前は確定申告が必要でした。しかし、下記の3つの要件に当てはまる方でしたら、2015年4月1日以降、寄附を行う際に申請をすることで確定申告をしなくても控除が受けられる「ふるさと納税ワンストップ制度」を活用することができます。

(要件)

①2015/1/1~3/31までに「ふるさと納税」をしていない方

②給与所得者(サラリーマン等)の様に確定申告をする必要がない方

③「ふるさと納税」の納付先が5つまでの方

 

この「ふるさと納税」は、税額控除の特典だけでなく、その自治体から寄附のお礼として特産品がもらえる場合があります。例えば、山形県戸沢村でしたら新ブランド米。岐阜県大垣市でしたら、おおがきたらい舟に乗れるイベントチケット。長崎県佐世保市でしたら長崎和牛モモ肉など!実質2,000円の負担で特産品付きだと、かなりお得です。

 

ネットで調べると、「ふるさと納税」のポータルサイトもあるようです。ポータルサイトで、「寄附金の使い道」や「地域」、「お礼の品(特産品)」で選べますので、自分が「これは!」と思うものを見つけて寄附するのも楽しいですね。

 

また、いくらが寄附金控除の対象になるかあらかじめポータルサイトの試算ツールを使って計算してみるのもおもしろいと思います。


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