家計にチャージ!『お金のサプリ』

2015.05.27

👉 ネット銀行の使い分け

 

普段、よく使っている銀行では、給与が振り込まれる銀行口座、公共料金が引き落とされる銀行口座、クレジットカードの使用で引き落とされる銀行口座など様々な用途で使い分けが可能ですが、ネット銀行の口座もその1つに入れてみてはいかがでしょうか?

 

ネット銀行の特徴といえば、「インターネット上で基本的な手続きを行い、店舗に出向く必要がなく、貴重な時間を節約できる」ことですが、他にも様々なサービスを受けることができます。

 

例えば、金利では、大手銀行の定期預金1年物の金利は0.025%程度ですが、ネット銀行では0.1%前後で少々高めです。ボーナス時期にはキャンペーン金利を打ち出すところもあります。

 

その他にも、銀行振込での決済の多い方は、ネット振込手数料が無料(月3回までの制限あり)となるもの(住信SBIネット銀行)もあります。ポイント好きの方にとっては、買い物などによって貯まったポイントを振込手数料の代わりに使えたり(楽天銀行)、住宅ローンの繰上返済が、1万円から手数料無料でできるところ(ソニー銀行)もあります。

 

ネット銀行には店舗や自前のATMがありませんが、コンビニATMと提携しているところがほとんどで、引出しや預入れが、24時間手数料がかからないところもあり、利便性の高さが魅力的です。

 

ただし、主にインターネット上での取引ですので、金融被害などのトラブルに遭わないためにもセキュリティー対策が必要です。セキュリティソフトの導入やパスワードの管理などに気をつけたいところです。

 

万全なセキュリティーを確保した上で、ご自身の使い方に合ったネット銀行口座と、通常の銀行口座の良い点を活用しながら、使い分けておくことも良いかもしれません。


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